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リソース使用量:Electron 0.1.0とRust + Tauri 0.1.1の比較

macOS、Windows、Ubuntuで測定したパッケージサイズ、ディスク容量、RAM、CPUの使用量。Alpha 0.1.1が現時点で劣る点も含めて紹介します。

要点

Alpha 0.1.1は、3つのプラットフォームすべてでダウンロード時とインストール後のサイズが大幅に小さくなっています。macOSではRAM使用量も少なくなっています。ただし、WindowsとUbuntuでは、まだ省リソースにはなっていません。モジュールを開いた状態やSSHとSFTPでの作業中は、Beta 0.1.0よりもRAM使用量が大幅に多く、作業中のCPU使用量はすべてのプラットフォームで高くなっています。新バージョンに不利な事実も含め、事実に基づいて判断していただけるよう、これらの数値を公開しています。

測定値

各セルはBeta 0.1.0 → Alpha 0.1.1の順に表示しています。数値は低いほど良好です。値は平均値です。最後の行は0.1.1のみで測定しました。0.1.0で同じテストを行うには、ネイティブのファイルダイアログが必要なためです。

Beta 0.1.0 ⟶ Alpha 0.1.1macOSWindowsUbuntu
インストーラーダウンロードしたパッケージのサイズ。160 ⟶ 21 MB114 ⟶ 12 MB114 ⟶ 20 MB
インストール済みアプリケーションインストール後のディスク使用量。352 ⟶ 61 MiB422 ⟶ 53 MiB392 ⟶ 62 MiB
ロック解除後のRAM保管庫のロックを解除し、モジュールを開いていない状態。482 ⟶ 315 MiB353 ⟶ 374 MiB727 ⟶ 680 MiB
3つのモジュールを開いた状態のRAMSystem Monitor、File Manager、Log Viewerを開いた状態。861 ⟶ 496 MiB664 ⟶ 1238 MiB1102 ⟶ 1935 MiB
SSHとSFTPでの作業中のRAMさらに、稼働中のターミナルとSFTP経由の読み取りを追加した状態。878 ⟶ 523 MiB683 ⟶ 1292 MiB1146 ⟶ 2057 MiB
SSHとSFTPでの作業中のCPU1コアに対する使用率。0.3 ⟶ 2.92.0 ⟶ 12.48.7 ⟶ 23.7
512 MiBを繰り返しダウンロード中のCPU1コアに対する使用率。0.1.1のみで測定。17.93.623.9

測定方法

2026年10月30日と31日に、同じテストサーバーに対して1回の測定を実施しました。各フェーズで12秒間安定を待ち、その後40秒間測定しています。RAMはアプリケーションの全プロセスの常駐メモリまたはワーキングセットの合計であるため、共有メモリは重複して計上されます。CPUは1コアに対する使用率です。UbuntuはGPUなしのXvfb環境で、Windowsはユーザーがログインしていないセッションで実行したため、WebViewの動作に影響する可能性があります。Alpha 0.1.1はテスト自動化を有効にしたリリースビルド、Beta 0.1.0は公式パッケージを使用しました。これは1回の測定であり、一般的なベンチマークではありません。お使いの環境では異なる値になります。macOSでの0.1.0のCPU使用率は極端に低く、疑わしい値ですが、まだ確認できていません。

このような数値になると考えられる理由

最も可能性が高い説明は、0.1.1では各モジュールが専用のWebViewプロセスを持つ個別のウィンドウを開くため、開くモジュールが増えるにつれて使用量が積み上がるというものです。これはまだ実証されていません。また、測定方法では共有メモリを重複して計上するため、プロセス数の多いアプリケーションでは差を過大に示す可能性があります。現在のアルファ版ではこの修正を行いません。対応は後日を予定していますが、期日は約束していません。

利用する際の判断材料

ダウンロードサイズの小ささを求め、macOSで作業する場合、今回の測定では0.1.1がすでに優位です。WindowsやUbuntuでメモリが少なく、複数のモジュールを開いたままにする場合、現時点ではBeta 0.1.0のほうがRAM使用量は少なくなります。Alpha 0.1.1は全体的なテスト量も少ないため、試す前にデータをバックアップしてください。

詳しいドキュメント

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